『ARGO（アルゴ）』を観た。

干されていた（らしい）ベン・アフレックの復活作！！だそうで。
紹介されていなかったら観に行かなかったかも。109シネマズの日は
開演１時間前に行ったけど満員だったのよね‥。

（ネタバレあり）

史実モノというのは結構どういう落とし込み方してても好きな方なので昔良く観に行ってました。
評判はいいとは聴いていたんですけども（町山さんも紹介していたし）
まあ人がどう言おうと自分がどう思うか観るまでわからない‥‥！！！という所で
期待はせずに、そして前情報もさしてない状態で望みました。

不勉強なもので情報はざっとの状態で聴いてはいるけど‥果たして観ながら
理解できるのかどうかというのが心配だったんですけど、御丁寧な作りで（イヤミではなく）
どういう事で始まるのかってわざわざ説明が入るんですね。ナレーションで。
分かりやすくて劇場に来てくれた観客全部漏れなく持って行くで！！っていう心意気が
感じられてそこで感動w社会派作品じゃなくてちゃんと娯楽に落とし込むというか。

そこからどんどん目と頭で追えるようなシンプルな構図（人質をいかに逃すのか）という
所に持って行き試行錯誤、微妙に主役の周りへ広げて行ってどこまで行っても親切設計というか。
観客の目に追える範囲で緊張感をはらみながら展開していってもうもう、これ選んでよかったと
思うぐらい大満足でした。（オチみたいなのはわかっちゃってるので‥それでも観客を
ずーっと離さない工夫が終わりまで‥‥！！）わーわー！！！みたいなw

見終わった後に右目からツーと涙が流れてましたよ（右目からの涙は
感動した時に出るらしい？）期待値が低かったというのもあるのでしょうけど
作り手の最後まで観客を飽きさせない工夫工夫工夫の応酬に素直に感動したのかもですねー。

大満足でした。本当に今年観てよかったと思える作品です。

あとスタッフロールでの当時の残っている写真や映像をいかに忠実に
キャストもなるたけ似たような人を当人たちに似せるか‥‥そこの美術的
技術力とか、単純にイランの建物とかそういうものも素敵で‥‥！！

本当にあらゆる所で大満足な一本でした‥‥‥！！！はぁ～♪

今年すごいあたりがいっぱいなんだよね。映画だけじゃなく、
自分のツボにはまるのってそんなにないんですけど‥‥！！！
そういった意味でいい年だ‥‥！

2012/12/13 誤字や文脈のおかしい所を一部加筆、修正いたしました。

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