『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観た。

『アタック・オブ・ザ・キラートマト』‥‥B級じゃなくてZ級映画らしい。
ニコニコ動画で観ました。一応こういったZ級映画を放送していくプログラムが
あるみたい。のでこれだけ名前が通ってる気がしたので（聞き覚えある）
一応観てみたよ。視聴者コメントも込みでね。観るのが途中で辛くなりそうだ‥‥。

アタック・オブ・ザ・キラー・トマト スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

• 出版社/メーカー: キングレコード
• メディア: DVD

観て突っ込み所ありまくりでトマトは人食ってなくないwみたいな所から諸々。
でもコメントがこう流れてくるわけです。「曲がいい」と。
OPがすごい掴みがっちりな音楽とアートワークでかなりグっとくるんでもしかして
感があったんだけどな！でもちりばめられてる事としてはアメリカに対する皮肉
というか、ステロイドを食ってるメダリストがいたりとか
（ステロイドは食うものなのか‥？）、何でもCMCM流しまくる
シーンがあったりとか。アメリカは今聞く事とそんな変わらないんだな〜て感じ。
ちょっと当時の歴史の事とか風潮が分かってたらもしかしたら
面白かったのかもなー。でもこの映画はすごく自分的に感情移入というか、
グっときた所があって。

‥‥‥‥それは最後のみんなでトマトを踏みつぶしまくるシーンです。

食い物を祖末にするのはイカンだろ！！！！ってシーンなんですけども‥‥。
なんか自分が制覇できないものをみんなが‥‥ツブしまくってくれとるんだ‥‥！！
って感じかどうかはわかりませんがw
別になんとも思わん所だろうって筈なんですけどこみ上げるものがありました‥‥。
（すごいねー、すごい映画の不思議な所だわww）

うん、トマトが小さい頃から‥‥嫌いなんです。
生のトマトねー火が通ったらイケますけどね。

きっと監督もトマト嫌いだったに違いないよ。

まさかZ級映画でカタルシスが得られるとは思いませんでしたわい。

9/23追記
いろいろよく考えると皮肉ってるシーンが多かったですかね。
んでEDの男女立場逆転ですよね‥。1978年公開ですし
調べたらば1970年初頭からウーマンリブ運動が起こったという事で
ダーティーハリー３（1976年）もハリーの相棒がハリーと立場を
平等にできる女性だったのでそういう気運が高まってた時代の物って感じ
ですかね。やはり勉強不足が悔やまるなー。

キラートマト一本で広がって行ってます。そこがカルトなファンが多いという
この一本を象徴してのかもね。X級映画でもこう広げてのばして行ける点で
名画なのかもしんない。

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