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『ミリオンダラーベイビー』を観た。 [【DVD】映画鑑賞]

なんとなくレンタル屋で避けてしまう
クリント・イーストウッド監督モノ‥‥。
『グラン・トリノ』を観てるのに何故だか。

(この先ネタバレあり)


MILLION DOLLAR BABY

MILLION DOLLAR BABY

  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • 発売日: 2014
  • メディア: Blu-ray



クリント・イーストウッドの名前が
日本で超有名だし、レンタルでも置きやすい商品なんでしょうね。
でもあれだけ良く並んでるのを見てしまうと、あまのじゃくなので観ない。と
私はなってしまうようです。病気か。

何ぞスポ根モノな体で、トレーナーとボクサー二人三脚で‥みたいな事でしょ?
というある種穿った見方もあってずっと観てなかった。

ヒラリー・スワンクの肉体がボクサー的に進化を遂げて行く過程が見事すぎて!!
あとヒラリー・スワンク演じてるマギーの性格が、ボクサーの資質ありありな
感じでこのまま上り詰めていくであろう安定した期待感があって、それを肉体、
演技で表現してる。その丁寧な流れを観ている満足感。なんていうのがありました。

でもそれをドヤァ……!!って風じゃなくてあくまで受け取るのは観客。
みたいな冷静なものがあるんですよね。イーストウッドとヒラリー・スワンク、
トレーナーとボクサー、父と娘、多様な風に取ってくれていい風な。

なんかイースドウッドの映画、数は観てないんだけど淡々としてる印象があります。

いつのまにかマギーが好きになって‥‥応援する様になって‥(観てる私がねw)
イースドウッドに感情移入して、しまいには画面と同じタイミングでニカっとし出す始末。

この感情移入度は何事‥‥!!何事‥‥!!!!???

なんて思ってたんですが、最後‥‥!!!!!!?

この映画、トレーナーとボクサー、父と娘多様な様にとらえてくれても良いという
自由があると前述しましたが、自分の印象では、あれは騎士と姫ですよ。
老獪の騎士と、ゴリマッスル(おい)な姫とのロマンス‥‥!!

まさかこんな展開が待っているとは(汗)

ゴリマッスル(二度言うな)な女子が姫になった瞬間。

あんなに鼻血シーンがあったのに…!!!鼻の骨だってボキッって‥‥。

とらえようによってはロマンチックムービーですね。

という所で自分的には結構クるものがありました。
映画史でこんなガタイの良い戦う姫のロマンスがありましたでしょうか。
(知らないからこういう風に言ってるんですが‥)

きっとこれは心にロマンチックのジャンルとして
一生残る映画になるでしょう。

なんで今まで観なかったんだろう。

いや、今観るべきタイミングだったのかもしれないな〜。なんて?


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