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『ぼくのエリ200歳の少女』を観た(2度目)。 [【DVD】映画鑑賞]

レンタルで。と言っても公開当時観てるから
2度目の鑑賞になりますけども。
すごい好きな映画なんでございます。
劇場での想い出話ばかりかもしれないな。

(以下ネタバレ)


ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD


もう知っているわけで‥例のあれを‥って何かわかりますか(何)
シネマハスラー聴いた人ならわかる。いやさ。原作の小説を
読んでいる人なら分かる‥(小説読んでませんよ!って人は
宇多丸師匠のシネマハスラーの映画評論をどうぞー↓)

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2010/08/_200.html

ぬぃい!聴きましたか!!そうなんです。エリちゃんがアーッ(?)
なんです。あぱぱぱぱw日本版の映画では全くわからない。
それはあのモザイクが障害なのだった‥(いやモザイク綺麗になっても
分かりにくいけど)なぜモザイクかけたかは事情は良く知りません。
まあ上記のポッドキャストを聞くならばヴァンパイア物は受けない
とかそういった事情があるとかないとか。今公開だったら
モザイクなしでイケたのかしら…とか思ってみるんだけどどうかしら。
(映画しか観てない人はさっぱりだろうけど‥)こんなになんだ。
○の娘がはやってるしさ。いけませんか。もういいって?あぁ‥‥。

劇場公開当時はシネマハスラーのリスナー枠のサイの目で挙げられてて
絶賛賞賛の紹介文だったのでこれは行かなくては!!と思って行ったのですね。
あんまり内容に触れないまま、オスカー君があまりにも北欧かっこいいので
エリがあまりにもうつくしかっこいいので観に行きました。
この映画が始まる前の朝イチ(多分)回、同じ部屋でアンパンマンがやっていたのが
シュール過ぎた記憶があるが。何だって、世界中の映画ランキング
(適当であんま覚えてない、世界のうんたら‥)かなんかの
ベスト10に入るらしい。丁度夏のクソあつい(下品)な時期であったので
北欧の雪のシーンがとてもきらめいて見えたものです。当時どんな意見を
持っていたのか記憶が曖昧だけど‥、改めて観るとまた解釈だとか
観る所が違っていて例に漏れずどんな見方しても名作。面白かったです。

やっぱり前述のアーッ(仮)でかつヴァンパイアだと思って観ているので、
シチュエーションや雰囲気なんかも一風違って見える。これって
福田里香先生の『フード理論』を押さえてみると人間とヴァンパイアて
超相容れないんだなぁ‥‥とかいう所が見えたり(またその要素が
絶望の方向に作用するのが面白いなと思ったり)エリがまたキャンディ食べて
吐くでないですか。とことんなまでの相性の悪さですよ。
あとホーカン(エリと最初に一緒にいるじいさん)の絶望感が良く見える。
最初そんな際立った部分では(オスカーとエリ中心に観てたので)なかったけど。
辛さが際立っとる。でもこの2度目の鑑賞で最後幸せじゃないかと思ってる‥。
1度目と全く違うの。面白い‥‥。
細かい所ではかーちゃんが働いてる職業がなんとなくわかるような服着てたり。
友だち来た時のとーちゃんがあまりにも加藤浩次に見えたり(違)あの
気まずさマキシマムなシーンがこんなに胃が痛くなるとはwとかね。

最初観た時は不自由で辛い世界から出たんだ!みたいな希望と不安が
入り交じってどちらとも取れる風に観てたんだけども、上記のフード理論に
引っ張られたのか食う側と食われる側の話の印象に‥‥1度目観た時の
幻想は何だったのか‥‥『お風呂で寝てるから起こしてね☆(みたいな文)
大好きだよ☆』だってさ‥‥お前はホステスか何かかwすごい誘惑しまくっとる
ように見えた(要所要所このような誘惑が入る)。1度目は全然わからなかったけど
誘惑しているような所ではエリの目が若干大きくなってるように
見えるんですよ。分かりやすい所で言えば例のベッドシーンwです。
ルドンの絵(バックベアード)か。あの目ン玉に見えて超怖い。
基本エリは目が印象的なコですが。なぜかそれがちらつきだすと
悪意ある物語に見えてきてあんなに1度目キラキラして
見えたのに冷めた目で観ている自分(嫌いじゃないんだけど)
なんというか対価を与えて供に生きて行く豚と人間の関係。
ひどい言い方かもしれませんが人間は豚を食います。その間
育てて。それで映画の冒頭を思い出してほしいのです。いじめっ子が
オスカーに言っていた言葉。『豚〜!』‥‥いじめっ子の反撃に出れたのも
最終的にいじめっ子から助けてもらったのも全部エリのおかげだしな。
結局オスカー自身は何も変えられてない、エリに変えてもらった‥‥
(恋愛とはそういうものか‥‥)与えてもらっただけ‥‥。
そしてホーカンのように最終的には食われるのでしょう。
笑顔で。なんという事でしょう。
そしてエリはこういうのであった。『生きるために他人を殺さないと
生きていけない。』(今手元にDVDないのでこのような事を言っていたと思うぜ!)

こうしてエリはオスカーを殺していくのであった。
だがオスカーはそうして生きられるのだ‥‥。

たはは‥‥!!!改めて観て良かったのであろうか‥。

んでなんで今回また観たのかといいますと。やっぱり絵が描きたかったんです。
DVD返却ギリギリで観て描いているが‥‥!!!!!リベンジリベンジ!(?)
ほんとうは逆にして完成させようと思っていたのですが、やっぱり
エリ主導の話に見えてしまったので最終的にこちらに。

ですわー11.jpg

ボロカス言っているように思えるのは気のせいなのけ!!
そんな事はないですないですです!!!(おあ?)

ちなみにモールス(映画)も押さえてるよ。同じ原作なのに監督が違うと
押し出す要素がこんなに違うんか。モレッツたんが出ているモールスのイメージは
『春の目覚めすぎワロタww』ですよ。また改めて観れば気がつく所があるのかな。
とりあえず1度目の鑑賞は‥‥wクローバーフィールド!!!(関係ない)
春というかMの目覚め‥‥そう言うと2度目に観たぼくのエリもMの喜びに
目覚めちゃったおッおwwって感じか。違うといいつつ同じ印象になっちまった
じゃぁねーか!!!!食われるって究極のMだよね。
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ta74382

TBさせていただきました。
by ta74382 (2012-10-15 23:34) 

喜映

はじめまして。
TBとniceどうもありがとうございます!

by 喜映 (2012-10-16 19:15) 

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